マルチ
自分の職歴書を作る機会があった。
まー、ギッシリ。
特に大げさな資格や、カッチョイイ経歴などないのだけれど、
イロイロやって来たんだなあ。と、小一時間。
ある転職機関の担当者から言わせれば、
一般企業には、マルチすぎて売込みが逆に難しいのでは?
という回答。
一方、広告業界では、いい経験と深度を持っていて
いい戦力だ。との嬉しい回答。
浅く広くって言葉は好きじゃないけど、
この業界では、それも武器になる。
あとは、その深度をどれだけバランスよく深めていけるか、
それが、自分の評価に繋がると、そして、繋げるのだと、思う。
まー、ギッシリ。
特に大げさな資格や、カッチョイイ経歴などないのだけれど、
イロイロやって来たんだなあ。と、小一時間。
ある転職機関の担当者から言わせれば、
一般企業には、マルチすぎて売込みが逆に難しいのでは?
という回答。
一方、広告業界では、いい経験と深度を持っていて
いい戦力だ。との嬉しい回答。
浅く広くって言葉は好きじゃないけど、
この業界では、それも武器になる。
あとは、その深度をどれだけバランスよく深めていけるか、
それが、自分の評価に繋がると、そして、繋げるのだと、思う。
原点への回帰
ベトナム化の様相を呈してきたイラク情勢。
大学で一応、国際政治を学んだ人間としては 昔の情熱を呼び覚ます、きっかけとなる事件でもある。
随分前に、以下の記事を書いたことをふと思い出し、
過去のHPの中から引っ張りだしてみた。
もう一度、自分の夢、原点を確認する為に。
「レクイエム」
この本は、5年前ぐらいに出た、ベトナム戦争に従軍した
フォトジャーナリスト達の遺作を集めた 写真集。
この本が 高校を卒業して、浪人して、新宿の図書館で本を読み漁っていた時に、志望校を変え、人生の進路を決めるにあたってとても感銘を受けた本。
自分のターニングポイントでもあったし、いまでも絶対手放せない本の一冊。
今でも、彼らの記録は見るチャンスがある限り、触れるようにしている。
写真はときに残酷で、時にハッピー。
ハゲ鷹に瀕死のアフリカの子供が襲われようとしているときに
彼を写真に収めた写真家は、その後の世論に耐え切れず自殺した。
写真という道具は、見る側(受け手)と撮る側(送り手)をつなぐ道具としては、かなり強力なパワーを持っている。
特に、彼らの戦場での写真には様々な問いかけが存在している。
インドシナ・ベトナムでは「生と死」のドラマをターゲットに多くのカメラマンが死線 をさまよってきた。
一九五四年、ロバート・キャパはハノイ南方で地雷を踏んだ。
「安全への逃避」でピュリツァー賞を受賞したUPIの沢田教一は七○年、プノンペン 郊外で狙撃された。日本人だけでも八人が犠牲となっている。
彼らをそこまで掻き立てるものは、何だったのか?名声欲、冒険心、憧れ。
彼らの遺作となった写真を見るたびに、紛争とは、平和とは、人間とはと考えさせられ る。
彼らは何を思い、何を撮っていたのか。
人々が生きている瞬間を納めるカメラ。
悲劇もあれば、喜びもある。人生のワンカットを納める写真。
そこに眠る思いを、この先どれだけ感じることができるのだろうか。
(写真:一之瀬泰造の被弾したライカ)
以上、7年前のつたない文章を修正しつつ、ほぼそのまま転載してみました。
ファインダーを通して人の心を見ようとしていた21歳。
今は、自分の目で人の心と勝負をかける仕事をしているけれども、
いつか、原点に戻って、ファインダーから見える世界を旅したいと思うのです。
大学で一応、国際政治を学んだ人間としては 昔の情熱を呼び覚ます、きっかけとなる事件でもある。
随分前に、以下の記事を書いたことをふと思い出し、
過去のHPの中から引っ張りだしてみた。
もう一度、自分の夢、原点を確認する為に。
「レクイエム」
この本は、5年前ぐらいに出た、ベトナム戦争に従軍した
フォトジャーナリスト達の遺作を集めた 写真集。
この本が 高校を卒業して、浪人して、新宿の図書館で本を読み漁っていた時に、志望校を変え、人生の進路を決めるにあたってとても感銘を受けた本。
自分のターニングポイントでもあったし、いまでも絶対手放せない本の一冊。
今でも、彼らの記録は見るチャンスがある限り、触れるようにしている。
写真はときに残酷で、時にハッピー。
ハゲ鷹に瀕死のアフリカの子供が襲われようとしているときに
彼を写真に収めた写真家は、その後の世論に耐え切れず自殺した。
写真という道具は、見る側(受け手)と撮る側(送り手)をつなぐ道具としては、かなり強力なパワーを持っている。
特に、彼らの戦場での写真には様々な問いかけが存在している。
インドシナ・ベトナムでは「生と死」のドラマをターゲットに多くのカメラマンが死線 をさまよってきた。
一九五四年、ロバート・キャパはハノイ南方で地雷を踏んだ。
「安全への逃避」でピュリツァー賞を受賞したUPIの沢田教一は七○年、プノンペン 郊外で狙撃された。日本人だけでも八人が犠牲となっている。
彼らをそこまで掻き立てるものは、何だったのか?名声欲、冒険心、憧れ。
彼らの遺作となった写真を見るたびに、紛争とは、平和とは、人間とはと考えさせられ る。
彼らは何を思い、何を撮っていたのか。
人々が生きている瞬間を納めるカメラ。
悲劇もあれば、喜びもある。人生のワンカットを納める写真。
そこに眠る思いを、この先どれだけ感じることができるのだろうか。
(写真:一之瀬泰造の被弾したライカ)
以上、7年前のつたない文章を修正しつつ、ほぼそのまま転載してみました。
ファインダーを通して人の心を見ようとしていた21歳。
今は、自分の目で人の心と勝負をかける仕事をしているけれども、
いつか、原点に戻って、ファインダーから見える世界を旅したいと思うのです。